「バー」とは?
2019/12/15
「バー」とは?
年末にかけて、毎年ですが「バー初体験」の方も多く見られます。そこで、「バーの起源」についてのお話です。
「バーという言葉が生まれたのはいつ?」
諸説在りますが信憑性が高いのは、アメリカ。
みなさんご存知の西部劇のサロンです。荒れくれ男達を相手に店の主人が、境界線替わりににハードルのような一枚の板(バー)を置き、酒を振る舞ったのが最初と言われています。
一日中牛を追い、原野を駆け回り、疲れ切った荒くれ者のカウボーイたちを癒してくれたバーの世界は、現代の癒しの時代にも通じる物があると思います。
つまり、今日に至っても『バー』とは
店内のすべてに耳を傾け、すべての気配を察知し、サービスに徹する店主
日常と違う空間の中で、「誰か」あるいは「何か」を求めて、思い思いの時間を楽しみにくるお客様が、一枚のカウンターを隔てて同居する
『くつろぎ空間・インタースペース』では、ないでしょうか?
そうした「バー」も、現代では様々な形態があります。難しいのは、その空間をどう使うかですね?